勝ち組、負け組ってよく聞きますよね。
いつからですかね、こんな言葉が出てきたのは。
トヨタ式!カイゼン!もっと効率、要領良く
なんて言葉もよく言われてますよね。
とくにメーカー系でしょうか。
改良、改善、効率化、コストパフォーマンス。
たいへん結構なことですが、皮肉なことに、
何事にも完璧をもとめていると、
かつてのえむやのようにとてつもなく
効率、要領がめっちゃめちゃわるい性格の人間ができあがります。
完璧じゃないと
行動しない、
できない、
すべきじゃない
みたいな考え方でいると、
めっちゃめちゃおしりが重たい人間になります。
なってました。
過去のえむやの例でいいますと、
好きな女の子に告白だ!
と、なりますと、
まずいきなり特攻はありえません。
完璧主義者は、ちょー弱気なので、
そんな戦術が取れるマインドありません。
だから生まれてこの方、
ナンパもしたことありません。ってかできません。
えむやの友人たちはガンガンやってましたが、
まじすげー
って思ってましたw
告白という、アクションをおこすのであれば、
少しでもその成功があがる、
または確実に成功する可能性が高い状況である
と確認できるまでやりません。
もちろん相手からきてもらえればいうことなしですが、
そんなおいしい話がないくらい
さすがの当時のえむやもわかっていたので、
友達を通じて相手の情報を仕入れるなどして、
脈ありなのかどうか
をこれでもかってくらい、
念入りに確認します。(もはや告る必要がないレベルまでwww
あとは、日頃のちょっとした会話や、
あと、こっちを見てくれてる頻度とか
(よく寝たふりなんかして確認してしましたwww
からネチネチと情報収集。
そうして、ようやくアクション。
これが、恋愛に限らず、何でもこんな具合でした。
勉強とかでも思い出してほしいのですが、
自分が学習、モノにしていきたいことを得るために
もっとも、
短時間でサクッとモノにできる方法って、
結局、アウトプット=出していくことなんですよね。
もちろん、
ある程度は作戦ねったりして
行動するべきなんですけど、
学校の授業スタイルの影響か、
インプットばっかりなんですよね。入れっぱなし。
頭便秘状態なんです。
もったいないです。
たとえば、
人に自分がしってること、できてること教えようとしたときって、
頭めっちゃめちゃ働かせてませんか??
相手にうまく伝えるにはどうすればいいか?
こういうと、わかりにくいか?
アレ?そもそもオレこのことまだ整理できないぞ?
あ、あの例をつかうといいかも!
みたいな感じでフル稼働させますよね。
逆に、
ちょーつまらなかった学校の授業って、入れっぱなしですよね。
黒板に書かれた文字をせっせとノートに書いてるだけ。
そして、ごくまれにあてられるけど、
わかりません。
で終了。
あたま、ぜんっぜん働いてないんですよ
(あてられそうなときだけちょっと働きますけど)
自分の過去の経験からいうと、
完璧主義ってまさにインプット野郎で、
ひたすら、情報収集、インプット、インプット、インプット。
なっかなか行動しません。
いや、まだ行動するには〜が足らない。
いや、まだ良いタイミングじゃない。
〜なレベルでないとやっては相手に失礼だ。
一見ごもっともな感じがしますが、
はっきりいって言い訳で
それがイマイチかどうかは相手が判断することですし、
どんどん、相手から意見、
フィードバックもらっていった方が
それをもとに自分であれこれ考えてるだけのものより
いいものが生まれる。
身近な例でいうと、
パソコンもそうですし、iphoneなんかも発売されてからも
どんどんアップデートされていきますよね。
〜のバグを修正しました。とか。
新機能の〜を追加しました。とかとか。
あのパソコンやスマホのアプリとかが、
いやいや、もっと完璧になってからでないと〜
みたいなことされてたら、
ぼくらいつまでたっても使えないわけでw
繰り返しになるますが、
ただ行動すればいいわけでなく、
今できるレベルでの作戦というか、
問題点がないかのチェックはすべきですが、
それを99点くらいでないと出してはいけない!
みたいな感覚は、
めっちゃくちゃ効率わるい、もったいない!とえむやは思います。
ようやく、この話を
人間関係と混ぜていきますが(すいません、長くなりまして。汗
かつての完璧主義なえむやは
相手も自分の都合のよいように動いてくれないと
すぐ怒ったり、イライラしてました。
そして、人には、
自分なんて大したことないから〜
といいつつ、
結構完璧
とか、おもっちゃってるんで、
相手から指摘されてり、意見されたりすると
めっちゃイライラしてました。(そして聞いたふりしてるだけ)
ほんと、完璧主義ロクなことがありません。
今は感覚でいうと、大体50〜60点くらいでいい
って感覚で物事を考えています。
今できる50〜60点のものをどんどんだしていく。
そして、
相手からフィードバックをもらってまた直してみて、
一個レベルアップできたなってとこからまたその50〜60点を出す。
結果的にこれのが、
ひとりでネチネチ考えていて行動するより、
はるかにさくっとできていけるんです。
その感覚は自分にとって大切にしている感覚で、
えむやがやっているビジネスの中でも、
自然を相手にしている、
ぶどう、スキーと行ったオフラインの仕事は、
本当に身をもって教えてくれます。
もはや、常に体でその大切さを感じ続ける為にやってるようなものです
とくにぶどうなんて完璧なんて求めてたら、なんにもできませんw
こっちがどれだけ手をつくしても
台風でぜーんぶめちゃくちゃにされるかもですし、
突然原因不明の病気、害虫、鳥獣害にあうことだってあります。
それらのことにイチイチ深刻になっていたら、
なんにも行動できません。
とにかく、今の自分はつねに発展途上な存在、
いや死ぬまでずっと発展途上なんだ
と思ってたほうがめっちゃ要領良くなります。
今の自分なんてまだまだ50〜60点くらいだと思っていたら、
相手から指摘されても
もちろんイライラしないですし、
むしろ何かこれがより良くなってくヒントにならないか?
とか思うようになりますし、
たまにいる、めちゃくちゃなこと言ってくる人にも、
真に受けるんじゃなくて、
こういう考え方をする人もいるよねぇ。
くらいなスタンスでとらえられる。
いわゆる、
相手も自分も赦す(ゆるす)こと
ができるようになっていくんですよね^^
自分は残された時間を、
自分と想いを共感してくれる人たちと、
人生を豊かに、しあわせに、たのしく生きていきたい。
のであって、
べつに完璧な人生
を歩みたいわけではないので。
このあたりを理解できたあたりから、
ようやく完璧主義がくずれていってくれた気がします。。
でも、これもそのネチネチ時代があったおかげで
脱完璧主義のありがたさを
身にしみて感じることができているので
結果的に良い経験にはなってるんですけどね^^