ぶどうはビジネスの先生|絶対に圧勝できる思考を教えてくれる。

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えむやは、故郷である三重県鈴鹿市で
ゼロからぶどうを栽培しています。

ここでは、僕がぶどうつくりをはじめたストーリーを通じて
農業がビジネスにおける
ライバルに圧勝できる思考、スキルを身につけさせてくれるお話をします。


まず、なぜ農業をしているかというと、
サラリーマン時代に思い描いていた理想のライフスタイルが、

夏はぶどう

冬はスキー

だったからです^^
当時の本音をもっと言ってしまえば、
とにかくスキーがやりたかったので、
スキーができない間の暇つぶし&資金調達ですw

農業って肉体労働だし、土の上って基本不整地やから、
体幹も鍛えられるし、
オフトレにもなるなってノリですね。

ぶどうって別に冬そんなにやることないんで、
(大規模なトコはもちろん別)

スキーがっつりできるんですよね。
(クリスマスからGWまでほとんど白馬にこもってます)

個人的にぶどうを食べるのが好き
ということもありましたが、

もちろん、ぶどうに関する知識がゼロだったので、
はじめは長野県内の農業法人企業展なんかに参加して、
2,3年働きながら技術を覚えて就農しようと考えていました。

ところが、ここで幸運なことに、

親切に就農について教えてくださった県内の社長さんが、
知り合いに三重県でぶどうしてる人がいるよ
と紹介してくださったのです。

当時、長野に移住する意識が強かったのですが、
この話をいただいたときに強い運命的なものを感じたので
その三重県でぶどうをしている園で働かせていただくことになり、
約3年ほど研修後、

地元に戻り、
田んぼを畑にしてゼロからぶどうを栽培しはじめました。

ぶどうをつくっていてビジネスを継続する為に
必要かつ、原理原則なことを2点教えてもらっています。

まずは経営において長期的な戦略志向
身につけさせてくれるところ。

ご存知でない方も多いかと思いますが、
ぶどうはまとまった収穫量が取れる樹になるのに、
品種によりますが、約3年以上かかります。

しかも、毎年樹が病気にならないように丁寧に
管理してようやく収益がでるようになります。

初めはヒョロヒョロだった苗木が
少しづつ、大地に根を張り巡らせて成長していく。

今、えむやがこうして情報発信していく、
自分のブログやツイッター、youtube、そして
えむやオリジナルのコンテンツを少しずつ充実させていく。
ぶどうと同様に、なかなかお金にはなりません。

少しずつです(だから物販も一緒にやるのがオススメ)
少しずつですが、じわじわパンチが効いてます。

根っこが充実すればするだけ、
ぶどうは立派な実をならせてくれる素晴らしい樹になります。

ビジネスも同じで、少しずつ
根っこを充実させていくことが
のちに圧倒的な収益を生み出す樹になります。

と、頭でわかっていても
初めが辛い。
えむやの場合は、高額塾への投資によって
早々に物販で収益が出せてしまった分、
この情報発信ビジネスが苦手でした。
だって、全然お金にならないんでw

でも、ぶどうと日々にらめっこしていると、
この長期的戦略の重要性を肌で
教えてもらえます。
アタマで考えているだけだと忘れてしまいがちですが、
ぶどうのおかげで

おっといけねぇ、
少しずつ継続継続と教えてもらえるんですよね^^

サラリーマンを中心として、
99%の人は短期的な戦略しか取れません。
お金がすぐに入ってこない、
給料が出ない仕事などやりたくありません。
(あと、そんな余裕もない。

そして、かつてのえむやのように、
頭で長期的な戦略が勝てるとわかっていても
なかなか継続できません。

だから、長期的な戦略を継続できる人は圧勝します。

もう一点は、自然を相手にする仕事は
自分の感情にダイレクトに刺激を与えてくれます。

まずはなんといっても、
汗して一日仕事をしたあとに飲む

ビールが最高ですw

これはサラリーマン時代
ビールとガチで違います。

単純にビールがおいしく飲めるように
今日も仕事をがんばろうといられる感覚。

こんなささいなことにしあわせを感じることができる。

つまりは、

足るを知る

っていう、人が良い人間関係を築く上でも
大切な原理原則を
体で教えてくれる力が農業にはあります^^

そして、
ここからが一番伝えたいことなのですが、

デスクワークとちがい、

めちゃめちゃ5感が働かされます。

季節のうつりかわりを感じながら、

ぶどうの成長に応じながら、
見て、さわって、感じて取り組んでいく日々。。。

まさに職人的な感覚で、

年々その技術が蓄積されていきますし、

シャワーや、トイレ中、
散歩中とか自転車をこいでいるときになぜか

次から次へ良いアイデアが生まれてくることってないですか?

あの感覚に近いものが
農作業をしていると生まれてきます。

なぜこのようなことが起きやすいかというと、

農業はつねに変化があるからです。

雪山の雪もそうですが、
植物とふれあう日々に絶対、
昨日と同じという環境はありません。

机の上という、
日々同じ環境ではまず味わえない感覚があります。

暑さ、寒さ、

風の強さ、日の強さ、影の涼しさ。

季節ごとに香る花やその時期独特の匂い。

その時期ならではの音。

などなど、そんないつも変化を感じられる、
あきようがない環境下でいつもえむや作業しながら、

勉強したいことをスマホに入れて
bluetoothの片耳イヤホン

でききまくって、作業してます。
めちゃくちゃはかどります。

余談ですが、
スキーの指導員試験の理論もほぼスキーしながら

同じ手法で音声学習のみで合格しました。

ぜひ、体験してほしいですね^^
もちろん、農業しなくても、
散歩したり、チャリ乗ったりしながらでもいいですよ^^